1年限定の小悪魔バディは、私を離してくれません。
安藤主宰が部屋を去った後、私たちはスタッフからそれぞれの部屋の鍵を渡された。



この大豪邸の二階が、私たちの生活スペースになるらしい。中央の巨大な螺旋階段を上ると、ホテルのように長い廊下に、重厚な木製のドアが左右にずらりと並んでいた。


「ええと、私の部屋は……あ、ここだ。東雲遥、ってプレートがついている」



自分の名前を見つけてホッとしたのも束の間、すぐ隣のドアのプレートに目をやって、私は文字通り硬直した。



『東雲瑞希』



(う、嘘でしょ……隣の部屋……!?)
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