1年限定の小悪魔バディは、私を離してくれません。
「あ、瑞希くん、おはよう……髪、はねてるよ」


「ん? ああ……寝癖。ねえ、直して」
「えっ!?」


瑞希くんは当然のように、私の目の前で少し腰を落とし、頭を差し出してきた。



「ちょっと、瑞希くん……!」



「手、塞がってるし。ほら、早くしないと冷めちゃうよ?」




彼の手には、コーヒーカップ。



食堂にいる全員の視線が、一斉に私たちに集まるのが分かる。陽葵ちゃんたちが「朝からごちそうさまです!」と言わんばかりにニヤニヤしているのが見えて、私の顔は一瞬で沸騰した。



「も、もう……動かないでね」
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