呉服王子のギャップがメロすぎです!~料理上手な御曹司に胃袋ごと捕まりました~
胸が熱くなって言葉が出てこないでいると、柊真さんは「でも」と眉根を寄せた。
「それなのに、見守るどころか君に火傷を負わせてしまうなんて……」
「火傷は私の不注意で柊真さんのせいじゃありません」
彼は眉を下げて微苦笑を浮かべるだけだ。
何度も彼のせいではないと伝えたのに、彼は私の言葉をまるで聞き入れてくれない。もう完治したという医師の診断までもらっている。
どうしたら信じてもらえるの? 私はむしろこの五日間が夢みたいに楽しくて幸せだったと思っているのに。
そう考えた瞬間、ハッと思いついた。衝動に突き動かされるままバッグの中に手を入れた。
「これ。受け取ってください」
片手に載るサイズの小さな箱を差し出した。
「俺に?」
うなずいたら、彼はそっと受け取ってくれる。
「ありがとう。開けてもいい?」
「はい」
彼は包み紙を丁寧に開いていく。
「それなのに、見守るどころか君に火傷を負わせてしまうなんて……」
「火傷は私の不注意で柊真さんのせいじゃありません」
彼は眉を下げて微苦笑を浮かべるだけだ。
何度も彼のせいではないと伝えたのに、彼は私の言葉をまるで聞き入れてくれない。もう完治したという医師の診断までもらっている。
どうしたら信じてもらえるの? 私はむしろこの五日間が夢みたいに楽しくて幸せだったと思っているのに。
そう考えた瞬間、ハッと思いついた。衝動に突き動かされるままバッグの中に手を入れた。
「これ。受け取ってください」
片手に載るサイズの小さな箱を差し出した。
「俺に?」
うなずいたら、彼はそっと受け取ってくれる。
「ありがとう。開けてもいい?」
「はい」
彼は包み紙を丁寧に開いていく。