呉服王子のギャップがメロすぎです!~料理上手な御曹司に胃袋ごと捕まりました~
「これからも俺の手料理を食べるのは永遠に結衣だけ。結衣を食べるのも俺だけ。いいね?」
念を押すように言われ、私は半分思考停止しながらどうにか首を縦にした。
「ありがとう、結衣。これからよろしくね」
まぶしいほどの笑みに圧倒されながら「よろしくお願いします」と頭を下げた。
まさか一年前の恋がこんな形で実るなんて……。
信じられない気持ちでいっぱいになっていると「結衣」という声。きっと次のひと口だろう。
口を開けながら顔を上げたら、視界いっぱいに美麗な顔が広がった。目を見開くと同時に、柔らかなものが唇に重なった。
思考を含めたすべての動きが停止する。柊真さんが少しだけ唇を離した。
「結衣、目を閉じて」
低くささやく声はまるで魔法のよう。ゆっくりまぶたを下ろすと、口づけが深まった。甘い蜜のような口づけに、みるみる思考が蕩かされていく。
『結衣を食べるのは俺だけ』
私がその言葉の意味を心底理解するのは、まだもう少し先の話。
おわり
念を押すように言われ、私は半分思考停止しながらどうにか首を縦にした。
「ありがとう、結衣。これからよろしくね」
まぶしいほどの笑みに圧倒されながら「よろしくお願いします」と頭を下げた。
まさか一年前の恋がこんな形で実るなんて……。
信じられない気持ちでいっぱいになっていると「結衣」という声。きっと次のひと口だろう。
口を開けながら顔を上げたら、視界いっぱいに美麗な顔が広がった。目を見開くと同時に、柔らかなものが唇に重なった。
思考を含めたすべての動きが停止する。柊真さんが少しだけ唇を離した。
「結衣、目を閉じて」
低くささやく声はまるで魔法のよう。ゆっくりまぶたを下ろすと、口づけが深まった。甘い蜜のような口づけに、みるみる思考が蕩かされていく。
『結衣を食べるのは俺だけ』
私がその言葉の意味を心底理解するのは、まだもう少し先の話。
おわり


