……もう、好き、じゃありません!
Ⅹ
風が木の葉を揺らし、夕暮れの茜色がふたりを優しく包み込む。
長かった片思いの答えが、今、ようやく出ようとしている。
「……もう、好きじゃありませんなんて、嘘だから」
私は涙を拭い、照れくささを隠すように、でも精一杯の勇気を出して拓海の目をまっすぐに見返した。
「本当は……ずっと、ずっと大好きだったもん」
それを聞いた瞬間、拓海の顔にパッと満面の笑みが広がった。
今まで見たこともないほど嬉しそうで、愛おしそうな笑顔だった。
「知ってるよ。……これからは、俺が死ぬ気で大事にするから」
拓海は優しく私を引き寄せ、そっと抱きしめてくれた。
大きな背中から伝わる体温が、心地よくて、温かくて、胸の奥の痛みがすべて溶けていくようだった。
「もう、離さないからな」
「うん……離れないでよね」
小1から始まった長い長い片思いは、終わりを迎えて――ここから、ふたりの本当の恋が、新しく動き出したのだった。
長かった片思いの答えが、今、ようやく出ようとしている。
「……もう、好きじゃありませんなんて、嘘だから」
私は涙を拭い、照れくささを隠すように、でも精一杯の勇気を出して拓海の目をまっすぐに見返した。
「本当は……ずっと、ずっと大好きだったもん」
それを聞いた瞬間、拓海の顔にパッと満面の笑みが広がった。
今まで見たこともないほど嬉しそうで、愛おしそうな笑顔だった。
「知ってるよ。……これからは、俺が死ぬ気で大事にするから」
拓海は優しく私を引き寄せ、そっと抱きしめてくれた。
大きな背中から伝わる体温が、心地よくて、温かくて、胸の奥の痛みがすべて溶けていくようだった。
「もう、離さないからな」
「うん……離れないでよね」
小1から始まった長い長い片思いは、終わりを迎えて――ここから、ふたりの本当の恋が、新しく動き出したのだった。