……もう、好き、じゃありません!
あとがき
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。作者の紫陽花です。
みなさんは、片思いをしたことがありますか?
私は、あります。それも、一度や二度ではありません。振り返ってみれば、私のこれまでの人生は、ずっと誰かへの切ない片思いと共にあった気がします。
小学校1年生から4年生まで続いた、人生初めての一目惚れから始まった恋。
小5から小6にかけては、最初は「性格の良さ」に惹かれていたはずなのに、気づけばその姿がとびきりイケメンに見えてしまってドキドキした恋。
中学1年生のときには、あろうことか友達の好きな人を好きになってしまい、どうしていいか分からず頭を悩ませた、わずか3ヶ月の苦くて短い恋。
そして――今。中学1年生の10月から、私は「同性の先輩」への恋をしています。
好きになるきっかけも、相手の性別も、年齢を重ねるごとに少しずつ形を変えてきたけれど、「相手の一挙一動に振り回されて、どうしようもなく切なくて、それでも目が離せない」というあの独特の胸の痛さは、いつだって変わりません。
今回の主人公・夏音の「もう、好きじゃありません!」という強がりも、実は過去の私の、あるいは今まさに揺れ動いている私の、リアルな本音だったりします。素直になれなくて、離れたいはずなのに相手の影を目で追ってしまう――そんなあまのじゃくな恋心に、少しでも共感していただけたら嬉しいです。
報われないかもしれない恐怖と、もしかしたらという小さな期待のあいだを行ったり来たりする片思いは、苦しくて、でも世界で一番ドラマチックで美しい時間だと私は思います。
この物語を読んでくれたあなたの中にも、甘酸っぱい、あるいはちょっと切ない、大切な記憶がそっと蘇っていたら幸いです。
またいつか、新しい恋の物語でお会いしましょう!
みなさんは、片思いをしたことがありますか?
私は、あります。それも、一度や二度ではありません。振り返ってみれば、私のこれまでの人生は、ずっと誰かへの切ない片思いと共にあった気がします。
小学校1年生から4年生まで続いた、人生初めての一目惚れから始まった恋。
小5から小6にかけては、最初は「性格の良さ」に惹かれていたはずなのに、気づけばその姿がとびきりイケメンに見えてしまってドキドキした恋。
中学1年生のときには、あろうことか友達の好きな人を好きになってしまい、どうしていいか分からず頭を悩ませた、わずか3ヶ月の苦くて短い恋。
そして――今。中学1年生の10月から、私は「同性の先輩」への恋をしています。
好きになるきっかけも、相手の性別も、年齢を重ねるごとに少しずつ形を変えてきたけれど、「相手の一挙一動に振り回されて、どうしようもなく切なくて、それでも目が離せない」というあの独特の胸の痛さは、いつだって変わりません。
今回の主人公・夏音の「もう、好きじゃありません!」という強がりも、実は過去の私の、あるいは今まさに揺れ動いている私の、リアルな本音だったりします。素直になれなくて、離れたいはずなのに相手の影を目で追ってしまう――そんなあまのじゃくな恋心に、少しでも共感していただけたら嬉しいです。
報われないかもしれない恐怖と、もしかしたらという小さな期待のあいだを行ったり来たりする片思いは、苦しくて、でも世界で一番ドラマチックで美しい時間だと私は思います。
この物語を読んでくれたあなたの中にも、甘酸っぱい、あるいはちょっと切ない、大切な記憶がそっと蘇っていたら幸いです。
またいつか、新しい恋の物語でお会いしましょう!


