『欠陥品だがくれてやる』と下げ渡されましたが、英雄騎士の旦那さまは私を激重愛で離してくれません

 あの戦場を強く見据えていた瞳が、しっかりと自分に向けられていた。

 そこで突然愛の告白を受け、不覚にも驚きと喜びで動揺してしまった。

 彼女の前ではいつでも頼もしい完璧な夫でいたかったのに、怪我をして意識を失い、告白を受けて動揺するなど……とグレイは密かに落ち込みそうになったけれど。

 ──リリアーナは、そんな自分を受け入れてくれた。悲惨な状況が続き、いつしか笑えなくなったという彼女が、それを克服して向き合ってくれている。


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