恋の花火がきえる時。
第三章
第九話
恋人になった翌朝。
私は、いつもより早く家を出た。
門の前には、もう光輝が立っている。
「おはよう、光輝」
「遅い」
「まだ約束の時間前だよ?」
「……そうだったか」
昨日と同じ会話なのに、今日は少しだけ違って聞こえた。
恋人になった。
その事実を思い出すたび、胸がくすぐったくなる。
「光輝」
「何」
「私たち、本当に恋人なんだよね?」
「昨日から何回聞くんだ」
「だって、まだ夢みたいで……」
光輝はため息をついた。
それから、誰もいない道の端へ私を引き寄せる。
「夢じゃない」
「光輝……?」
「俺たちは、恋人だ」
まっすぐ見つめられて、顔が熱くなる。
「そ、それなら……恋人らしいこと、してみたい」
言ってから、恥ずかしくなって俯いた。
私は、いつもより早く家を出た。
門の前には、もう光輝が立っている。
「おはよう、光輝」
「遅い」
「まだ約束の時間前だよ?」
「……そうだったか」
昨日と同じ会話なのに、今日は少しだけ違って聞こえた。
恋人になった。
その事実を思い出すたび、胸がくすぐったくなる。
「光輝」
「何」
「私たち、本当に恋人なんだよね?」
「昨日から何回聞くんだ」
「だって、まだ夢みたいで……」
光輝はため息をついた。
それから、誰もいない道の端へ私を引き寄せる。
「夢じゃない」
「光輝……?」
「俺たちは、恋人だ」
まっすぐ見つめられて、顔が熱くなる。
「そ、それなら……恋人らしいこと、してみたい」
言ってから、恥ずかしくなって俯いた。