恋の花火がきえる時。
「……光輝?」
「その日、体調がよかったらな」
「えっ」
「無理はできない」
胸の奥が、少しだけ冷たくなった。
最近の光輝は、時々ひどく疲れた顔をする。
授業中にぼんやりしていることも増えた。
「病院の日?」
「ああ」
「いつ?」
「まだ分からない」
「そっか……」
私は笑おうとした。
「じゃあ、光輝の体調がよかったら一緒に行こう」
光輝は、私を見つめた。
「理紗」
「なに?」
「もし、俺が行けなかったら――」
「行けるよ」
私は光輝の言葉を遮った。
「一緒に行ける。だって、約束するもん」
小指を、光輝の前にもう一度差し出す。
「花火、光輝と見たい」
光輝はしばらく黙っていた。
やがて、ゆっくりと自分の小指を絡める。
「……分かった」
「本当?」
「ああ。行く」
「絶対?」
「絶対」
その言葉を聞いて、胸がいっぱいになった。
「その日、体調がよかったらな」
「えっ」
「無理はできない」
胸の奥が、少しだけ冷たくなった。
最近の光輝は、時々ひどく疲れた顔をする。
授業中にぼんやりしていることも増えた。
「病院の日?」
「ああ」
「いつ?」
「まだ分からない」
「そっか……」
私は笑おうとした。
「じゃあ、光輝の体調がよかったら一緒に行こう」
光輝は、私を見つめた。
「理紗」
「なに?」
「もし、俺が行けなかったら――」
「行けるよ」
私は光輝の言葉を遮った。
「一緒に行ける。だって、約束するもん」
小指を、光輝の前にもう一度差し出す。
「花火、光輝と見たい」
光輝はしばらく黙っていた。
やがて、ゆっくりと自分の小指を絡める。
「……分かった」
「本当?」
「ああ。行く」
「絶対?」
「絶対」
その言葉を聞いて、胸がいっぱいになった。