愛してるなんて、噓でしょう?
蓮 side
美月がプレゼントを受け取ってくれた。
それだけのことなのに、胸の奥が満たされる。
彼女が嬉しそうに笑う。
たったそれだけで、今日ここに来た意味があったと思えた。
十二年前。
小さな女の子が、俺にくれたもの。
あの頃の俺には、誰かから何かをもらうことなんて、ほとんどなかった。
だから、あの小さな星のチャームは、ずっと大切だった。
今でも、肌身離さず持っている。
だけど、今日渡したものは違う。
これは、今の美月に贈ったものだ。
昔の思い出に縛りつけるためじゃない。
今の彼女に、俺を知ってほしい。
そして、いつか。
俺の隣にいることを、自分の意思で選んでほしい。
「蓮さん?」
美月の声で、我に返る。
「どうしたの?」
「いえ……なんだか、嬉しくて」
「そっか」
「私、プレゼントをもらうことってあまりないので」
その言葉に、少しだけ胸が痛んだ。
もっと早く見つけていれば。
そんな後悔が、頭をよぎる。
けれど、それを口にすることはできない。
「じゃあ、これからは時々贈らせてよ」
「え?」
「もちろん、美月ちゃんが嫌じゃなければ」
美月は少し驚いたあと、照れたように笑った。
「……楽しみにしてます」
その言葉を聞いて、俺も笑った。
ああ。
もっと、この笑顔が見たい。
誰にも見せたくないと思うほどに。
けれど、今はまだ。
その気持ちを押しつけるつもりはなかった。
美月がプレゼントを受け取ってくれた。
それだけのことなのに、胸の奥が満たされる。
彼女が嬉しそうに笑う。
たったそれだけで、今日ここに来た意味があったと思えた。
十二年前。
小さな女の子が、俺にくれたもの。
あの頃の俺には、誰かから何かをもらうことなんて、ほとんどなかった。
だから、あの小さな星のチャームは、ずっと大切だった。
今でも、肌身離さず持っている。
だけど、今日渡したものは違う。
これは、今の美月に贈ったものだ。
昔の思い出に縛りつけるためじゃない。
今の彼女に、俺を知ってほしい。
そして、いつか。
俺の隣にいることを、自分の意思で選んでほしい。
「蓮さん?」
美月の声で、我に返る。
「どうしたの?」
「いえ……なんだか、嬉しくて」
「そっか」
「私、プレゼントをもらうことってあまりないので」
その言葉に、少しだけ胸が痛んだ。
もっと早く見つけていれば。
そんな後悔が、頭をよぎる。
けれど、それを口にすることはできない。
「じゃあ、これからは時々贈らせてよ」
「え?」
「もちろん、美月ちゃんが嫌じゃなければ」
美月は少し驚いたあと、照れたように笑った。
「……楽しみにしてます」
その言葉を聞いて、俺も笑った。
ああ。
もっと、この笑顔が見たい。
誰にも見せたくないと思うほどに。
けれど、今はまだ。
その気持ちを押しつけるつもりはなかった。