愛してるなんて、噓でしょう?
美月 side
蓮さんが帰ったあと。
私は休憩時間に、もう一度プレゼントを取り出した。
小さな苺のブックマーカー。
光に透かすと、透明な飾りがきらきらと輝いた。
「可愛いなぁ……」
思わず笑みがこぼれる。
これを選んでくれた蓮さんのことを考えると、胸が温かくなった。
私の好きなものを覚えていてくれたこと。
何気ない会話を大切にしてくれたこと。
その一つ一つが、嬉しい。
スマホを手に取り、メッセージ画面を開く。
少し迷ってから、文字を打った。
『今日はありがとうございました。プレゼント、とっても嬉しかったです!大切に使いますね』
送信ボタンを押す。
すると、思ったより早く返信が届いた。
『喜んでもらえてよかった』
続けて、もう一通。
『今度、美月ちゃんの好きな本の話も聞かせて』
私は画面を見つめたまま、頬を緩めた。
『はい!ぜひ聞いてください』
送信して、スマホを胸元に抱える。
蓮さんと話すのが、楽しみになっている。
また会いたい。
もっと知りたい。
そんな気持ちが、少しずつ大きくなっていた。
けれど、私はまだ知らない。
蓮さんが私に贈った小さなプレゼントが、彼にとってどれほど特別な意味を持っているのかを。
そして、彼が私の何気ない言葉を、どれほど大切に覚えているのかも。
このときの私は、まだ知らなかった。
優しい笑顔の奥にある、彼の本当の想いを。
蓮さんが帰ったあと。
私は休憩時間に、もう一度プレゼントを取り出した。
小さな苺のブックマーカー。
光に透かすと、透明な飾りがきらきらと輝いた。
「可愛いなぁ……」
思わず笑みがこぼれる。
これを選んでくれた蓮さんのことを考えると、胸が温かくなった。
私の好きなものを覚えていてくれたこと。
何気ない会話を大切にしてくれたこと。
その一つ一つが、嬉しい。
スマホを手に取り、メッセージ画面を開く。
少し迷ってから、文字を打った。
『今日はありがとうございました。プレゼント、とっても嬉しかったです!大切に使いますね』
送信ボタンを押す。
すると、思ったより早く返信が届いた。
『喜んでもらえてよかった』
続けて、もう一通。
『今度、美月ちゃんの好きな本の話も聞かせて』
私は画面を見つめたまま、頬を緩めた。
『はい!ぜひ聞いてください』
送信して、スマホを胸元に抱える。
蓮さんと話すのが、楽しみになっている。
また会いたい。
もっと知りたい。
そんな気持ちが、少しずつ大きくなっていた。
けれど、私はまだ知らない。
蓮さんが私に贈った小さなプレゼントが、彼にとってどれほど特別な意味を持っているのかを。
そして、彼が私の何気ない言葉を、どれほど大切に覚えているのかも。
このときの私は、まだ知らなかった。
優しい笑顔の奥にある、彼の本当の想いを。