愛してるなんて、噓でしょう?

16話.優しい嘘

美月 side

蓮さんと出かけた日から、二日が経った。


私はあの日撮ったカフェの写真を、何度も見返していた。


パンケーキの写真。


店内の写真。


それから、蓮さんが撮ってくれた私の写真。


少し恥ずかしいけれど、笑っている自分が写っていた。

「……楽しかったな」

そんなことを考えていると、スマホが鳴った。

『美月ちゃん、今度の週末は空いてる?』

蓮さんからだった。

『空いてます!』

すぐに返信する。

『よかった。会いたいな』

その言葉に、胸が温かくなった。


けれど、その直後。


別のメッセージが届いた。

『蓮さんのことで、少しお話しできませんか』

送り主は、一条莉子。


私は画面を見つめた。

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