愛してるなんて、噓でしょう?
喫茶店を出ると、スマホに蓮さんからの着信が入った。

「もしもし?」

『美月ちゃん、今どこ?』

「駅の近くです」

『今から会える?』

「大丈夫です」

『よかった。迎えに行くね』

電話を切ってから、私は莉子さんの言葉を思い返していた。


彼は優しい。


でも、強い執着を持つ人。


それは本当なのだろうか。

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