学校一のおバカ男子は、IQ200の意地悪でした。
「おい、如月! また一限目から寝てるのか!
委員長、ちょっとこいつを起こしてくれ!」
教壇に立った担任の先生が、呆れたようにチョークを片手に声を張り上げる。
「はい。如月くん、朝だよ、起きて」
私はいつもとは違う、ゆるりと彼の席へと歩み寄り、コンコンと彼の机の端を小突いた。
クラスメイトたちが「また如月寝てんのかよ」「委員長大変だな」とクスクス笑う。
のそりと上体を起こした柊くんは、寝癖のついた髪を気怠げに掻きむしり、「ぇ? ……すんません」と間の抜けた声を出す。
どこからどう見ても、いつものおバカな如月くん。
だったのは、クラスの皆が見ている前だけだった。
委員長、ちょっとこいつを起こしてくれ!」
教壇に立った担任の先生が、呆れたようにチョークを片手に声を張り上げる。
「はい。如月くん、朝だよ、起きて」
私はいつもとは違う、ゆるりと彼の席へと歩み寄り、コンコンと彼の机の端を小突いた。
クラスメイトたちが「また如月寝てんのかよ」「委員長大変だな」とクスクス笑う。
のそりと上体を起こした柊くんは、寝癖のついた髪を気怠げに掻きむしり、「ぇ? ……すんません」と間の抜けた声を出す。
どこからどう見ても、いつものおバカな如月くん。
だったのは、クラスの皆が見ている前だけだった。