学校一のおバカ男子は、IQ200の意地悪でした。
だからさ、その分今日ここで、たっぷり回収させてもらうから」




「え、……んむ、っ……!」
言葉が終わるよりも早く、私の唇は、彼の柔らかくて、驚くほど熱い唇によって強引に塞がれた。





凍てつく大自然の真ん中で、柊くんの口内から圧倒的な熱量が、私の身体を芯から甘く溶かしていく。




一度離れた唇が、私の掠れた吐息を吸い上げるようにして、再び角度を変えて深く、深く重なり合う。彼の長い指先が私の耳にそっと触れる。




「ひゃ、柊、くん……!


やめて……っ」



でも、彼の指はずっと私の耳たぶを掴んでる。
寒いはずなのに、耳だけがかっと熱くなって赤く染まる。
彼は目付きをぎらりとさせると、私の唇を思う存分もてあそぶ。





「んぅ……!ん……」




頭の中のすべてのプレッシャーが粉々に吹き飛んでいく。指を絡められて、もうなにも抵抗できない。




溺れて、溶けちゃうよ……!



唇が重なる度に、甘いリップ音が響いては消えていく。
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