学校一のおバカ男子は、IQ200の意地悪でした。
けれど、教室のドアを開けた瞬間、私のその淡い期待は木っ端微塵に打ち砕かれることになる。



クラスの窓際の席。



如月くんは、相変わらず机に突っ伏して爆睡していた。
いつもの、おバカな如月くん。


「おい、如月! 朝から寝るな!
ほら、日直の仕事しろ!」


担任の先生の怒声が響き、彼は「ふぇ?」と間の抜けた声を上げて頭を掻いている。
その姿を見た瞬間、私の心臓がドクンと激しく脈打った。


やっぱり、昨日のあれは……ただの私の夢……?



そう思い、私が自分の席に着こうと彼の横を通り過ぎようとした、まさにその時だった。
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