学校一のおバカ男子は、IQ200の意地悪でした。
今まで、私にとってお兄ちゃんは、自分を置いてけぼりにする高くて冷たい壁だった。



でも、いま、そのお兄ちゃんが、如月くんの才能を認め、私たちのために、私の努力のために、全力で盾になってくれている。



如月くんの背中から放たれる圧倒的な熱量と、お兄ちゃんの優しさが交差する空間の中で、私の胸は、張り裂けそうなほどの感動で震えていた。


「終わったよ、紬」
正確に4分12秒後。


如月くんが、最後のエンターキーを強く、高く叩き込んだ。
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