ほな、温泉行こか?
「ちょっと待ってぇな、悠!」
泉は腕を組んで、旅館を見上げた。
「ウチ、泊まるなんて一言も言うてへんで?」
「す、すみません! てっきり……」
「てっきり、なんやの?」
「い、いや、その……」
(混浴したいんやと思うた、なんて言えるかぁ!)
悠は額に浮かんだ汗を拭った。
「ほな、キャンセルしましょ!」
「えっ?」
「俺の勘違いですし、キャンセル料も俺が払います!」
悠は慌ててスマートフォンを取り出した。
「ちょい待ちぃ」
泉がその手を止めた。
「今日キャンセルしたら、お金戻ってくるん?」
「た、多分、全額かかるかと……」
「はぁ!? 勿体ないやん!」
泉は呆れたようにため息をついた。
「せっかく来たんやし、泊まっていこか?」
「……えっ!?」
(い、今、泊まるって言うた!?)
泉は腕を組んで、旅館を見上げた。
「ウチ、泊まるなんて一言も言うてへんで?」
「す、すみません! てっきり……」
「てっきり、なんやの?」
「い、いや、その……」
(混浴したいんやと思うた、なんて言えるかぁ!)
悠は額に浮かんだ汗を拭った。
「ほな、キャンセルしましょ!」
「えっ?」
「俺の勘違いですし、キャンセル料も俺が払います!」
悠は慌ててスマートフォンを取り出した。
「ちょい待ちぃ」
泉がその手を止めた。
「今日キャンセルしたら、お金戻ってくるん?」
「た、多分、全額かかるかと……」
「はぁ!? 勿体ないやん!」
泉は呆れたようにため息をついた。
「せっかく来たんやし、泊まっていこか?」
「……えっ!?」
(い、今、泊まるって言うた!?)