ほな、温泉行こか?
唇が離れると、泉は悠を見つめて微笑んだ。

「……悠」

「は、はい!」

「今日は、えらい積極的やなぁ」

「す、すみません!」

「なんで謝るん?」

泉はクスクスと笑った。

(怒ってへん! しかも笑っとる!)

(これはもう、間違いないやろ!?)

悠はもう一度、泉に顔を近づけた。

今度は泉の方から、そっと唇を重ねてきた。

(うわっ! 泉さんから!?)

(あかん! 頭ん中、ぐちゃぐちゃや!)

泉は悠の肩に手を置いた。

「なぁ、悠」

「はいっ!」

「コンドーム、ちゃんとしてや」

「あたりまえです!」

悠は自信満々に答えた。

そして、バッグに手を伸ばした。

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