ほな、温泉行こか?
悠はバッグのファスナーを勢いよく開けた。
(よっしゃ! いよいよや!)
着替えを取り出し、ポーチを開ける。
(……あれ?)
もう一度、ポーチの中を覗き込んだ。
(ない……)
財布の横、タオルの下、内ポケット。
どこを探しても見つからない。
(うそやろ……)
悠の背中に冷たい汗が流れた。
「悠? 何探しとん?」
「い、いや、ちょっと……」
(待て待て! 落ち着け、俺!)
(家に置いてきたんか!?)
(なんでや! あんなに荷物確認したやん!)
「……悠?」
泉が不思議そうに首を傾げた。
悠はゆっくりと振り返った。
「泉さん……すみません」
「……まさか、忘れたん?」
(よっしゃ! いよいよや!)
着替えを取り出し、ポーチを開ける。
(……あれ?)
もう一度、ポーチの中を覗き込んだ。
(ない……)
財布の横、タオルの下、内ポケット。
どこを探しても見つからない。
(うそやろ……)
悠の背中に冷たい汗が流れた。
「悠? 何探しとん?」
「い、いや、ちょっと……」
(待て待て! 落ち着け、俺!)
(家に置いてきたんか!?)
(なんでや! あんなに荷物確認したやん!)
「……悠?」
泉が不思議そうに首を傾げた。
悠はゆっくりと振り返った。
「泉さん……すみません」
「……まさか、忘れたん?」