きみが窓を見なくなるまで
ノートを閉じようとして、窓の外を見た。
向かいの家の屋根は、暗くて輪郭しかわからない。
私は頬杖をついた。
高木くんは、みなみが好きなのかもしれない。
その考えは、まだなくならなかった。
それでも、今日、こちらを向いたときの顔を思い出す。
驚いたように止まった目。
言葉が出ないまま、わずかに開いた口元。
私だけが、変になっていたわけではない気がした。
そう思いたかっただけなのかもしれない。
私はノートへ視線を戻した。
二つの文の下に、小さく書き足す。
明日、ちゃんと顔を見て話したい。
書いてから、少し困った。
明日の自分に、難しいことを頼んでしまった。
向かいの家の屋根は、暗くて輪郭しかわからない。
私は頬杖をついた。
高木くんは、みなみが好きなのかもしれない。
その考えは、まだなくならなかった。
それでも、今日、こちらを向いたときの顔を思い出す。
驚いたように止まった目。
言葉が出ないまま、わずかに開いた口元。
私だけが、変になっていたわけではない気がした。
そう思いたかっただけなのかもしれない。
私はノートへ視線を戻した。
二つの文の下に、小さく書き足す。
明日、ちゃんと顔を見て話したい。
書いてから、少し困った。
明日の自分に、難しいことを頼んでしまった。