きみが窓を見なくなるまで
翌朝、目覚ましを一度止めた記憶はあった。

二度目の音で起きたときには、いつもより十分遅かった。

私は布団から出て、急いで制服へ着替えた。

髪を梳かしながら時計を見る。

結んでいる時間は、ないわけではない。

でも今日は、下ろしたままでいいことにした。

学校へ着くと、みなみが私の顔を見た。

「眠そう」

「……ちょっと」

「夜更かし?」

私は頷いた。

理由を話すと、みなみは笑った。

「本でも、次の話いっちゃうんだ」

「うん」

「動画と同じだね」

私は少し考えた。

確かに、止まれなかったところは同じだった。
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