ワンコなふりしてドSだなんて、どういうことですか!
「ひなちゃん、ここの病院、好き?」
なんとなく聞いてみた。
ひなちゃんは迷いを見せずに「好きですよ」と言った。
「この病院って、現場の声をちゃんと聞いてくれるから。それが大きいかな」
「そこは重要だよね」
「はい。結婚しても長く続けたいですからね」
それからはひなちゃんの恋バナになった。彼女はここを退院した患者さんと偶然スーパーで再会して、それがきっかけになり交際しているらしい。
「仕事はガテン系の人で、はっきりしているというか率直な人なんです」
そういえば彼女は以前研修医と付き合っていたはず。
「前の彼とは笑っちゃうほど真逆なタイプで」
思い切って聞いてみた。
「その……ひなちゃん。前の彼とはどうして別れちゃったの? ――もちろん、言いたくなければスルーして」
彼女はクスッと笑った。
「価値観の違いかな……あの人はお坊ちゃまだったんで。私はごく普通の家庭で育ったから。些細なことなんですけど、ボディブローのように利いてきて」
なんとなく聞いてみた。
ひなちゃんは迷いを見せずに「好きですよ」と言った。
「この病院って、現場の声をちゃんと聞いてくれるから。それが大きいかな」
「そこは重要だよね」
「はい。結婚しても長く続けたいですからね」
それからはひなちゃんの恋バナになった。彼女はここを退院した患者さんと偶然スーパーで再会して、それがきっかけになり交際しているらしい。
「仕事はガテン系の人で、はっきりしているというか率直な人なんです」
そういえば彼女は以前研修医と付き合っていたはず。
「前の彼とは笑っちゃうほど真逆なタイプで」
思い切って聞いてみた。
「その……ひなちゃん。前の彼とはどうして別れちゃったの? ――もちろん、言いたくなければスルーして」
彼女はクスッと笑った。
「価値観の違いかな……あの人はお坊ちゃまだったんで。私はごく普通の家庭で育ったから。些細なことなんですけど、ボディブローのように利いてきて」