ワンコなふりしてドSだなんて、どういうことですか!
【急患が入って、これから緊急オペなんです。二人でお祝いできないですが、寂しいからって浮気しちゃダメですよ?】
目を疑う内容に開いた口が塞がらずにいると、今度はハートマークが画面に飛び散るバカみたいふざけた【またね】というスタンプが表示された。
込み上げた熱に頬が真っ赤になり、同時にあの夜の彼の甘いキスや、私の体を滑る指先や、生まれて初めて感じた底しれない快楽の痺れを思い出してしまい、あやうくスマホを放り投げそうになってしまった。
気を取り直し、どう返したものかしばらく悩んで、猫が三つ指をついて頭をさげるスタンプと【さようなら】と返信をした。
冷たくできなかったのは、ちょっとうれしかったから。
誕生日を祝ってくれて、ボロボロに傷ついていた私に、彼は自信をくれた。たった一夜でも、溢れる愛を囁いてその行為に夢中にさせてくれた彼を、ふざけた男だと切り捨てるのは忍びなかったのだ。
目を疑う内容に開いた口が塞がらずにいると、今度はハートマークが画面に飛び散るバカみたいふざけた【またね】というスタンプが表示された。
込み上げた熱に頬が真っ赤になり、同時にあの夜の彼の甘いキスや、私の体を滑る指先や、生まれて初めて感じた底しれない快楽の痺れを思い出してしまい、あやうくスマホを放り投げそうになってしまった。
気を取り直し、どう返したものかしばらく悩んで、猫が三つ指をついて頭をさげるスタンプと【さようなら】と返信をした。
冷たくできなかったのは、ちょっとうれしかったから。
誕生日を祝ってくれて、ボロボロに傷ついていた私に、彼は自信をくれた。たった一夜でも、溢れる愛を囁いてその行為に夢中にさせてくれた彼を、ふざけた男だと切り捨てるのは忍びなかったのだ。