キスするくせに、彼氏じゃない。
昇降口には、瀬川くんがいた。
今日は、本を読んでいなかった。
靴箱の前でスマートフォンを見ていたけれど、私が近づくと画面を消した。
「遅かった」
その一言に、足が止まる。
待ち合わせはしていない。
それなのに、胸のあたりが少しだけくすぐったくなった。
「……待ってたの?」
今日は、本を読んでいなかった。
靴箱の前でスマートフォンを見ていたけれど、私が近づくと画面を消した。
「遅かった」
その一言に、足が止まる。
待ち合わせはしていない。
それなのに、胸のあたりが少しだけくすぐったくなった。
「……待ってたの?」