キスするくせに、彼氏じゃない。
「……そうなんだ」

「連絡してやれば? 暇してんじゃね」

 

からかう声だった。

でも、悪意があるようには聞こえなかった。

 

「先生に用があっただけだから」

 

言うと、相原くんは笑った。

 

「はいはい」

 

その返事が誰かに似ていて、余計に顔が熱くなった。

 

*
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