キスするくせに、彼氏じゃない。
柔らかい言い方だった。

 

私はベッドへ向かった。

靴を脱いで横になると、急に身体が重くなる。

 

カーテンが閉まる。

 

白い天井を見てから、目を閉じた。

 

廊下で、先輩が誰かに呼ばれる声が聞こえた。

少し笑う声。

遠ざかる足音。

 

それも、だんだんわからなくなった。

 

*
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