君と過ごした、たった数週間
教習所に到着した時、



ふと見覚えのある後ろ姿に胸がときめいた。



「え、今日もう1個遅い時間じゃなかったの?」



驚いたかのように振り返り



「おはよ。今日葵がこの時間だったから一緒に来た」



あーそういうことか。



私の時間に合わせてきてくれたのかと思って


期待しちゃったじゃん。



「あーそゆことね。じゃあ葵くんと私教習の時間一緒だっ


たんだ。華蓮ちゃんも今日午後からって言ってたから誰も


いないかと思ったから嬉しい」



思ったことを言っただけなのに



彼の耳が赤くなったことに気づいた。



「じゃあ教習行ってきます!また後でね」



離れるのは寂しかったが教習の時間なのでしょうがない。



「行ってらっしゃい。

待ってるから寄り道しないで帰ってこいよ」



彼はそのまま、二階に行く階段を登ってしまった。
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