お隣さんの距離感がバグってます!
「……鈴音」


「えっ、な、なに?」


「さっき、黒曜の先輩たちの前で俺を庇ってくれたの、嬉しかった」


空がペンを置き、まっすぐに私を振り返る


「俺、もっと強くなるから。お前のお兄さんたちに認めてもらえるくらい、ちゃんとお前を守れるようになるから。……だから、日向のこととか、他の男ばっかり見んなよ」


空の大きな手が、私のノートを押さえる手の上にそっと重ねられる


お兄ちゃんがいつ帰ってくるかわからない極限のハラハラ感と、密室で伝わる空の熱い体温


私たちの距離感は、部屋の温度を急上昇させるくらい、さらに甘くなっていくのだった
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