お隣さんの距離感がバグってます!
空の悔しそうな声


私は胸が締め付けられるように痛んだ


空、違うの


私は守られるだけの弱い女の子じゃない


あの人たちが神代を恐れさせたのも、元はと言えば私が裏で組み立てた『神代完全包囲網』のデータがあるから


私が『黒曜の参謀』だからなんだよ――


「……でも、俺、絶対に諦めねぇから」


空が顔を上げ、夜風の中でまっすぐに私の目を見た


「お前が学校で『俺の鈴音』でいてくれるなら、俺はいつか、あの最狂の男たちから、お前を奪い取ってやる」


空の爽やかな奥にある、熱い執念


私の正体を知らない空の真っ直ぐな言葉が、黒曜参謀である私の胸の計算を、甘く、激しくしていくのだった



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