お隣さんの距離感がバグってます!
相変わらず、ひまわりが咲いたような眩しい笑顔


彼は私の目の前に、すっと綺麗な右手を差し出してきた


「シフト、もう終わったんでしょ? もしよかったら、次の曲、俺と踊ってくれないかな」


「えっ、あ、日向くん……」


突然の誘いに戸惑い、周りの女子たちの羨むような視線が刺さる。断る理由を探して口籠もった、その瞬間だった。


ガシッ、と強い力で私の右手首が掴まれた


制服の袖の奥で、お揃いの青と赤のミサンガが強く擦れ合う


「わりぃ、日向。こいつ次の曲、俺と踊る約束だから」


いつの間にか後ろに立っていたのは、空だった


部活のユニフォーム姿のままの空からは、少し汗の匂いと、圧倒されるほどの熱気が伝わってくる


その瞳は、日向くんを真っ直ぐに威嚇するように見つめていた
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