お隣さんの距離感がバグってます!
あとがき
まずは『お隣さんの距離感がバグってます!』全20話を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
ずっと温めていた「すずそら」の物語を、全20話というキリのいいボリュームで、一番綺麗なハッピーエンドまで描ききることができて、今はとにかくホッとしていますね
この物語は、最初はよくある「家が隣同士の、ちょっと距離感がバグってる幼馴染の甘酸っぱいラブコメ」としてスタートしたのですが、中盤から暴走族『黒曜』のシリアスな世界観が絡んできてからは、作者である私自身も、書いていて毎回ドキドキの連続でした
特に一之瀬刹那というお兄ちゃんのキャラクターには、かなりこだわりを詰め込みました
普段は誰に対しても、たとえ暴走族のヤンキー仲間であっても絶対に冷徹な敬語を崩さないのに、妹の鈴音の前に出た瞬間だけ「わざわざ書類持ってきてくれたのか。ありがとな」って100%素のタメ口になるあのギャップ
そして総長の澪さんや副総長の颯太さんたち最狂のトップ3が、鈴音を宝物みたいにベタベタに甘やかすシーンは、書いていて本当に楽しかったです
そして、この物語の一番のギミックでもあった、鈴音の『黒曜の天才参謀』という裏の顔
がむしゃらに強くなって守ろうとする空と、空を守るためにあえてその座を捨てる鈴音