青い空の下で
真人は静かに私の顎に手をやると,
すこし躊躇しながら顔を近づけてきた。
そして,唇に軽いkissをくれた。
それは一瞬で
昔の関係に戻るための
単なるきっかけに過ぎなかった。
私たちは
そのまま
長い情熱が漂ったkissを
何度も何度も繰り返した。
もう誰も止めることができない,
そこにいる存在を
お互い確かめるように激しく
体中に真人の愛が浸み込んでいくようなkissだった。
この後のことなんて,
その時は考えてもいなかった。
今,この時間を真人と共有している
それだけで十分に幸せだった。