ハクバの王子
「ただいまー」
家に入ったとたん緊張の糸が切れて一気に疲れがきた。
『やばっ・・・早くお風呂入って寝よ』
時計は21時を指していた。
結局2時間も雨宮君と一緒にいたみたい。
「ヒナコーあんたどこ行ってたの?遅くなるんなら電話ぐらいしなさいよ!心配するじゃない」
「ごめん。ちょっと友達と話し込んじゃって。あ、ごはんいらないから!」
お母さんから逃げるようにドタドタと階段を駆け上がり自分の部屋に行った。
制服から部屋着に着替えて
お風呂入って
歯磨いて
ベッドに潜り込んだ。
どうしよう・・・・・・
いつも通りにしているのに
私の頭は雨宮君の顔を鮮明に思い出そうとしている。
制服を見ても
お風呂に入っていても
鏡に映る歯を磨く自分の姿を見ていても
寝ようと思ってベッドに横たわり目をつぶっても
目の前には
雨宮君の姿があった。
あの時の
抱きしめられた時の温もりを
自分の身体がまだ覚えている。
眠れない・・・
私の頭は雨宮君のことで一杯だった。
家に入ったとたん緊張の糸が切れて一気に疲れがきた。
『やばっ・・・早くお風呂入って寝よ』
時計は21時を指していた。
結局2時間も雨宮君と一緒にいたみたい。
「ヒナコーあんたどこ行ってたの?遅くなるんなら電話ぐらいしなさいよ!心配するじゃない」
「ごめん。ちょっと友達と話し込んじゃって。あ、ごはんいらないから!」
お母さんから逃げるようにドタドタと階段を駆け上がり自分の部屋に行った。
制服から部屋着に着替えて
お風呂入って
歯磨いて
ベッドに潜り込んだ。
どうしよう・・・・・・
いつも通りにしているのに
私の頭は雨宮君の顔を鮮明に思い出そうとしている。
制服を見ても
お風呂に入っていても
鏡に映る歯を磨く自分の姿を見ていても
寝ようと思ってベッドに横たわり目をつぶっても
目の前には
雨宮君の姿があった。
あの時の
抱きしめられた時の温もりを
自分の身体がまだ覚えている。
眠れない・・・
私の頭は雨宮君のことで一杯だった。