有罪モラトリアム
彼と2人で私の部屋に戻りました。

「カナタさん、すみません・・・。
なんかうちの家族、気に入っちゃったみたいで…w」

「気に入っていただけたのは嬉しいんですけど、いいのかなぁ。」

「私は全然構いませんけど・・・。
 客室は私の隣の部屋です。」

「なんだか緊張しちゃいます。」

「もうこうなったら一晩ゆっくりしていって下さい…w」

「はい・・・w」


彼がお風呂へ呼ばれていくと、母は父のパジャマを貸していました。

その隙を狙って、姉が私の部屋へやってきました。

「ゆき~・・ごめんね。私誤解してたみたい!
 カナタさんっていい人だね!
 てかカッコよくてビックリしたw」

「だから言ったじゃん!」

「いやぁ。。ネットゲームしてる人ってみんなオタクなのかと思ってたよ。」

「私ってオタクなの・・・。」

「ビックリしたなぁ。あんな人もいるんだねー。
私の彼氏とえらい違いだわ。」

「おねーちゃんの彼氏ってどんな人なの…w」

「カナタさんの後じゃ連れて来にくいな。
とりあえず礼儀から教えないとだめっぽそう…。」

「これで文句は言わせないからね!」

「はいはいw
 まぁ、あの様子じゃ、親に馴れ初め話しても大丈夫なんじゃない?
 泊まってけだなんて、よっぽど気に入ったんだよ。」

「気に入ってもらえたのは嬉しいなぁ~。」

姉と、カナタさんや姉の彼氏についてずっと話していました。
途中で母が「客室のベッド整えておいたからね。」と教えにきてくれました。
しばらくすると、彼がお風呂から戻ってきました。

湯上りカナタさん・・・!
きゃぁぁ。色っぽい・・・!!
お父さんのパジャマ、ダボダボ・・w

彼「あ。あがりました。」

姉「じゃあ失礼します・・・w」

そそくさと姉退場。
私は彼と、いろんな話をしてまったりとした時間をすごしました。
こんなにゆっくり、時間も気にせずに話ができるなんて初めての事でした。

< 225 / 287 >

この作品をシェア

pagetop