小さな光
アタシはあのあと、髪の毛はアイロンでちゃんとセットされ、

そして制服は見事お姉ちゃんの手で改造された。


アタシの毎日はいつもこんな感じ。

マジでめんどくさい。


「いってきまーす。」


アタシは勢いよく家をとびだす。


「未央っ!」

アタシの大親友の奈津。


くりくりした目がとても可愛くて、しかも背が小さいところと子顔のところが

もうっ可愛すぎるアタシと正反対の女の子。


「まったく~…本当に奈津は、かわいいなぁぁぁ。」


アタシは何故か無意識に奈津の頭をなでていた。

「そんな事あらへんて!!アタシは、未央の大人っぽい顔が好きやけどな!」


本当にこのこはいい子ですよ。

「ありえへんて。」


アタシは首を左右に振りながら溜息をついた。
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