実の弟に恋をしました。



ゾクッと、首筋に寒気が走る。


「な、なに言ってんの?冗談はやめてよねっ」


冗談だとしても、今は素直に笑えないよ…。


「クスッ」


───え?


「雄司…?」


「俺が冗談でこんなこと言うと思った?」



──なに?

どうゆうコト…?



「裸にエプロン。新妻の定番だよね?」


「…え、待って」


「真弥は、白とピンク、どっちが好き?」


「…雄司…、どうして?」


──なにもしないって、さっき約束したばかりだよね?




< 82 / 380 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop