Amy
…私、自分のほうから、亜里沙に、母親になってほしいと思っていたのかもしれない。


でも、どこかでそう思っていても、私にはやっぱり、ママは世界でママひとりしかいないんだ。


ママはたったひとり、そしてもうここにはいない。それでいいんだ。







亜里沙はパパに恋していて、好きな人のために一所懸命頑張ってるんだね。



だからきっと、私が優希を大好きな気持ちも、一番、分かってくれるんだね。
< 23 / 31 >

この作品をシェア

pagetop