時を越える愛歌
柚葉がそう言ってくれた時、





何処かで











この子を守りたい






そう思った。
それから章大がよく服を買ってる店に行った。




お店にはお客さんが少なく、あたし達以外に2人ぐらいしかいなかった。







章大「この店は店員さんもあんまり寄って来ーへんから大丈夫やで」








そう言われてあたしは心の何処かでほっとしていた。




改めて店内を見回してみる。








やっぱりカラフルで個性的な服がいっぱいや…







個性的な服は別に嫌いじゃない、寧ろ好きな方。





少しだけ章大が好きなものを知れて嬉しい気持ちもあった。










章大「柚葉!こんなんどう?」




いろいろ考えてみると章大がいろんな服を抱えていた。




めっちゃ…可愛い。







柚葉「凄い…可愛い服」




章大「やろ?全部柚葉に似合うと思うねん♪」





あたしは1番上にあった服を手に取り、自分に合わせて鏡を見た。







隣の章大はそわそわしてる。




章大「可愛い!やばい、めっちゃ似合う!」





柚葉「似合う?あたし自分で似合うとか似合わんとか分からへんわぁ(笑)」



章大「めっちゃ似合う!柚葉めっちゃ似合うで!」


< 15 / 112 >

この作品をシェア

pagetop