ボーダーライン〜キャバ嬢×ボーイ〜【完】
そう言って、さっそく店長を誘い観光しに行った。
さすがに知らない土地を1人で歩くのは気が引ける。
仕方なく、アタシはホテル内を探索しようと部屋をでた。
「美優ちゃん!!」
「あ、ユッキー!!」
スーツではない、普通のユッキーに、何故かドキドキしてしまう。
「店長たち、どっか行ったっしょ〜?」
「うん。」
「じゃあ、俺らもどっか行こうよ!!せっかくだし。」
「うん。でも…レンタカーないよ?」
「あ…そっか。
じゃあ、借りて沖縄巡りしようよ!!」
「…そだねっ!!」
ユッキーの少年のような明るい笑顔を見ていたら、ユッキーに付いていきたいと思った。