社会人と女子高生

困惑

まだ夕方とはいえ、冬が近いせいか、空は暗くなっている。

校門には幼なじみの姿があった。

幼なじみが、わざわざメールで呼び出して話す理由がわからない。


「ここじゃ寒いから、駅前のカフェ行かない?」

「えっ…。」

「ダメ…?」


駅前のカフェは、私と浅賀さんが付き合い始めた場所。

だから、思い出の場所で他の男の子と会うのはイヤだった。


「…ここで話して…。」

「…わかった。単刀直入に言う。俺は由香里が好きだ…!」

「…えっ!?だって…そんな…中学の時、告白断ったの純じゃない!!」
< 61 / 169 >

この作品をシェア

pagetop