恋スル目線



「じゃ〜とりあえず自己紹介でもするか〜。
自分の好きな食べ物とか何でもいいので自己アピールとクラスのみんなに一言をいって座れ〜。」




うわ〜,こう言うの緊張して何言ったらいいのか分かんなくなる。



「じゃー次は,佐野!!」


やばっ,私の番だっ。


あ〜!!もう適当に言っちゃえ!!


「え〜と…もと1年2組の佐野 美桜です。
好きな色はピンク!!
好きな花は桜!!
好きな食べ物は苺とさくらんぼ!!
え〜と…それから…」


「佐野〜。お前の事はよくわかったから,もう少し落ちついてくれ〜。」


先生の一言にみんなが笑った。


『恥ずかし〜。新しいクラスに馴染むチャンスだったのに…。』


「んじゃー,もう座っていいぞー。次,園田。」

次の人が立ち上がった。


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