お前は絶対俺のもの

six*風呂上がりと突然の訪問。




――――――――――――



チャプン……


今私は湯船の中にいる。

家に帰ってお風呂に入ってみたら、気分は少し落ち着いた。

入浴剤の香りが気分を安らがせる。



沖田陸とのことは……


どうしよう。

今のままだとかなり気まずい。

この調子じゃ数学の授業も集中して聞けないだろうし。


第一、自分のヤツに対する気持ちがはっきりとわかっていない。


そりゃあさ、確かにヤキモチ妬いたけど……


でも……


だからって好きなわけじゃ……


私はブクブクとお湯の中に口まで浸かる。


ダメだ……

さっきから考えていることは全く一緒で、ぜんぜん進んでいない。


はぁとため息をついた
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