ページェント・イブ ~エリー My Love~【長編】
煮え切らない態度と思わせぶりに、何かガッカリ。

プロポーズかと思って浮かれて…。
ひとりで盛り上がってバカみたいじゃん………。

まてよ……煮え切らない態度ではあったが。
よ~く考えると、“今すぐじゃないけど、一緒になりたい”って言ってたよね?

まだ、アタシの思考回路の修復作業は難航を極めているようだ。


「………エリ?」

不安げに顔を覗き込む。

「眉間にシワ寄ってるって。またモーソーしてたろ?」

考えゴトしてる時のアタシの悪い癖。
「あやっ………妄想ってゆーか……。シン、今の発言はどう受け止めればいいのよ………」


急に、ぐっとアタシの肩をシンの身に寄せる。
「俺を信じて」
彼の手に力が入る。痛い……。

「寂しい思い、させないようにするから。俺を信じて………」

また熱い眼差し………。

靄がかかったキモチのままアタシは、彼の肩にそっともたれた。

大人のマスクを被った、子供。
子供のようにころころとキモチが変わるアナタ………。

一体、何処まで信じていいの?

ねぇ。

何処からがからかいで、何処までが本音?

ねぇ………。

教えてよ………。

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