*゚。スノードーム。゚*〜満ちてく、愛の砂〜



翌朝、早速真央に相談。



「相手は社会人だからねー……欲しいものは買ってるだろうし。手作りケーキとかは?」


「ムース作ったばっかりだもん。かぶるかなって思ってさぁ……」



頬杖ついて大きなため息をつく私。


あんなに楽しいデートをした後だからさらに悩むよ。


遠出は和人が運転だから疲れさせちゃうし……



そもそもプレゼントもまだ決まってないよ。悩みまくって唸っている私に真央はとんでもない提案をしてきた。



「サクラをあげれば?」


「へ?」


「セクシーな服着て誘ったら喜ぶんじゃない?」



は、はい━━━━!?



「や、やだよ! 恥ずかしいじゃん! それに和人はギャルっぽい格好は嫌いだし!!」


「じゃあ、下着だけでも。ギャップあって絶対ビックリするって! 喜ぶよぉ♪」



………っ!!
絶っっ対ヤダ!!!!



私がプレゼントってひくでしょ!?ダメダメ!!真央の案はスルーして自分でやっぱり考えよう。




< 306 / 472 >

この作品をシェア

pagetop