「大好きです」

ジーっと見つめてしまう。

「な…何ですか?」

不自然に見つめすぎてしまったようだ。

「あ、いや…。
 あ、そうだ、伊藤さんはどうして俺なの?」

「えっ!!?」

いきなり聞かれて、びっくりし、顔を赤らめる伊藤さん。

か、可愛い。

「…先輩だけ、練習中にタオル渡した時。
 『有り難う』って言ってくれたんです。それが嬉しくて…。
 それで、です」

真っ赤に顔を赤らめ下を向いていた伊藤さん。

< 15 / 44 >

この作品をシェア

pagetop