「大好きです」

弱小サッカー部だって部活動はそれなりにやる。

夏だろうが、冬だろうが人は動いていれば汗が出る。

休憩になるとマネージャーが一人一人にタオルをくれる。

そういえば、他の奴はタオルを受け取る時に『オオ』とか言ってばっとタオルを取り汗をふいていた。

「そんなんでいいの?」

ちょっとした疑問。

俺は正直、対してかっこよくないし、勉強もできない。

サッカーはやるのは好きだけど、決してうまくはない。

「そんなんがいいんです」

彼女の答えは固かった。

「そっか…」

「そうなんですよ」

可愛い子だ。

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