【短編】素直になれなくて[番外編追加]
いつの間にやら、部活は終わり、私たちは、校門をでようとした。


葵は、大和くんと。


宗は、愛さんと。


嬉しいんだけど。


やっぱり、私は日向くん。


送る方向がそれぞれ違うので校門でわかれた。


「日向くん、ごめんね。」


私は、謝った。


「なにがですか?」


日向くんは、訝しげに聞いた。


「だって、部活あがりで疲れてるのに。私を送ったら遠回りでしょ?」


「俺は、嬉しいですよ。
朝しか美和子さんといれないから。」


「よかった。
私と同じで。」


私は、ほっとしたように呟いた。


「えっ?
美和子さんと同じって?」


日向くんは、私に聞き返した。


「えっと.....
私も日向くんと朝以外に一緒にいれるのが嬉しいって。」


私は、恥ずかしくて日向くんの顔が見れなかった。


「あの。
俺、かなり自意識過剰になってるんですけど。
いいですか?」


「へっ?」


自意識過剰?


日向くんは、私の気持ち嬉しいって事?


「あの。
ホントは、今日言うはずじゃなかったんですけどいいますね。」


日向くんは、照れながら言った。


「うん。」


私は、悪いことではないと思い頷いた。


「俺、美和子さんが好きです。」


えっ?


好き?


マジで?


嘘じゃないよね?
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