恋文‐コイブン‐勇飛said
「‥お前俺の事嫌いなのか?一人の男としてもいい、一人の友達としてもいい。それでもお前は俺が嫌いか‥?」



嫌いぢゃない。


あたしがいじめられてる時に唯一手をさしのべてくれた人だから。


でも、今は男が怖い。


「嫌いだよ、影で悪口言うしね」


ごめんね‥


「そ‥っか‥」


悲しい顔。


「大地も、あたしがいじめられてんの知って近づいたんでしょ?可哀想だから、って同情してたんでしょ!!!」


また思ってもないことを言ってしまう‥



「ちげ‐よ。転校生して周りがうるさくて、俺の苦手な感じのヤツばっかり集まるし、正直ここぢゃ女友達も出来やしないな‥って思った。ましてや彼女なんて‥って‥けど、勇飛に出会えた。名前を知ってたのは確かに周りの女からいじめてるヤツがいるって聞いて正直同情つ‐か興味もなかった。俺には関係ない。そう思った。」


そう言って大地は下をむいた



大地は信じていいのかな‥?


すべてを話していいの‥?


けど真実を話すのが









怖いんだ。





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