恋文‐コイブン‐勇飛said
友達―トモダチ―
朝から眠い‥


眠たい目をこすりながら学校へと向かった。


「ゆ‐ひちゃん♪おはよ‐」


後ろから誰かがあたしを呼んだ。

この声は‥‥。


後ろを向くとそこには望田さんがいた


―暁の彼女―


嫌な事が頭の中をよぎる


「あッ!望田さんおはよ!!」


「ね!同じクラスメイトだしさ、望田さんはやめてくれない?日向でいいから♪だから勇飛って呼ばせて貰うね!!」

「うん。わかった!!」

「ぢゃ友達だね!!仲良くしよ‐♪」

「うん♪」

日向は小走りで違う友達の所へと向かっていった。


友達か‥

簡単に言ってくれるんだね‥

別に日向が嫌いなわけではない、けど複雑。

あたしの好きな人の彼女でしょ?

苦しい思いするのはあたしぢゃん‥

なんて‥勝目もないのにね‥


これじゃあただのひがみだね‥


「うぃ―す!!」

「暁!!おはよ‐‥と誰?」

暁の隣に暁よ一回り背の低めの男の子が立っていた。

「俺の小学校からのダチ。」

「藤本陽生〔フジモト ヨウセイ〕‥よろしくな。」

「小川勇飛です。よろしくね!勇飛って呼んでね。」

「俺は陽生でいいから」

「うん!!」


それからしばらくしゃべっていた。



陽生との出会い
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